生前の話し合いが必要ですね

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父が亡くなった時のこと。その死はあまりにも突然で、家族は現実をなかなか受け入れられない状態でした。

でもすぐに決めなければならないのが、葬儀について。場所については、ある冠婚葬祭を扱う会社の会員になっていたので、すぐに決まったのですが、あまりにも決めなければならないことが多すぎて驚きました。
まずはお寺。

信仰している宗教はあるのですが、どこのお寺の檀家にもなっておらず、お世話になっているお坊さんがいなかったため、お寺を決めるのに一苦労。

次に葬儀の日時はもちろん、会場の大きさや祭壇のグレード、花はどうするとか新聞にはどの大きさで掲載してもらうかなどなど・・。

これほどまでに決めなければならないことが多いのかと、悲しむ余裕もないくらい忙しい思いをしました。

やっと落ち着いて悲しみにどっぷりと浸ったのは、葬儀関係が全て終了してからでした。

考えてみると、父は生前かなり元気だったこともあり、母とも私達子どもとも葬儀について一度も話したことがありませんでした。
父は誰に死を知らせてほしいのか、とのくらいの人に見送ってほしいのか、どのような葬儀にしてほしいのか、全てわからないことだらけだったのです。

父のそれまでの生き方を考えて、残こされた家族で相談をし想像をして決めたものの、本当に父が望んでいた葬儀になったかはわかりません。この父の葬儀を通して、いかに生前に話し合っておくことが大切かを知りました。
母は父の死後、自分から進んでエンディングノートを書いています。

自分にもしものことがあった時に、残された子ども達に少しでも負担をかけたくないという思いがあるようです。
また、自分にふさわしい、自分が望む葬儀にしてほしいという願いがあるようです。