知り合いのお子さんの葬儀に出てきました

ずっと病気がちだった知り合いのお子さんが、先日、風邪をこじらせてなくなりました。小学3年生という年齢でした。

これまでも自分の祖父母をはじめ、何度か葬儀に出てきていますが、やはり若くして亡くなった方の葬儀というのは悲しいものです。

いえ、もちろんお世話になった、慕っていた、祖父母のような人が亡くなるのは悲しいし、寂しいものがあります。
それでも祖父母はある程度の年齢を生きて、人の寿命としてはごくごく平均的な人生でした。

子どもが亡くなるというのは、それとは違う悲しみが周りの人間を包み込むような雰囲気があるものです。
葬儀業界の裏側というのは、詳しく知らないけれど、恐らくどういう方が亡くなって、どういう家族が喪主や見送りに立ち会うのか…そういういろいろなケースを検証して、それに合わせて対応の仕方というのを変えているのではないかと思います。

私自身の祖父母の葬儀もそうでしたが、案外と年寄りの葬儀というのは湿っぽくはならないものですよね。
思い出話に華が咲くし、親戚同士が久々に会う機会にもなっていて、変な言い方かもしれないですけど、柔らかかったり、明るく偲ぶということが少なからずあります。

それに対して、子どもの葬儀はそうはいかないと思います。
思い出話をしても涙。「なんでこんなに早く」と言っては涙。
そういう感じになってしまいます。

そういう違いがあるのに、通り一遍の対応では、故人に愛を持って見送るお手伝いなど出来るはずないのです。

その知り合いの子どもの葬儀の際には、とても葬儀場のスタッフの方々の心配りを感じることが出来ました。
弔問客への対応、遺族への対応、私がそれまでに参列してきた葬儀とは少し、違う雰囲気がありました。

細かくどこが違ったかと聞かれると困るのですが、遺族、特に両親に寄り添うというか…そんな感じでした。
年寄りの葬儀の時は、ある程度家族の方も覚悟が出来ていることが多いですから、家族の手伝い、という趣が強いように感じるのですが、この前の葬儀は家族に寄り添うように感じられたのです。

あの子も、きっと喜んでいるだろうな。
葬儀場の方の対応一つで遺族の今後、立ち直り、生活…そんなものが変わるかもしれないとさえ思えました。
僕も大切な人を見送る際には、ああいう葬儀場で行いたいものです。
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